プレティアジャパンは、2026年9月2日、AIエージェントがECに与える影響を「CX」「顧客理解」「集客」の3つの領域で整理した「エージェントコマースの循環モデル」を提唱しました。

生成AIが質問への回答だけでなく、商品探索や比較、レコメンド、購入の意思決定まで支援するようになり、AIが消費者の購買行動に関与する場面が広がっています。

こうした変化によってAIの影響は、ECサイト内のCX、AIとの対話を通じた顧客理解、ECサイト外での集客という3つの領域に広がっていると弊社は考えております。

AIエージェントが変えるECの3つの領域

1. 購買体験:「検索」から「相談」へ

従来のECでは、ユーザー自身が商品名やキーワードを考えて検索する必要がありました。

AIを活用することで、「秋の旅行に履いていける歩きやすい靴」など、目的や条件を自然な言葉で相談しながら商品を探せるようになります。

2. 顧客理解:「行動データ」から「インテントデータ」へ

AIとの対話には、利用シーンや重視する条件、購入時の不安など、ユーザーが商品を探す理由が表れます。

こうした購買意図を蓄積・分析することで、商品提案だけでなく、商品情報や販促施策の改善にも活用できます。

3. 集客:「Web検索」から「AI検索」へ

ChatGPTやGemini、GoogleのAI Overviewなどを通じて、商品やブランドを知る機会も増えています。

そのため、検索結果で上位を目指すSEOに加えて、生成AIの回答の中で自社の商品・ブランドが適切に理解・引用される状態をつくることも重要になります。

3つの領域を循環させる「エージェントコマース」

弊社では、これらはそれぞれ独立したものではなく、相互に影響しあうと考えています。

ECサイトでAIに相談しながら商品を選ぶことで、購買体験が向上するとともに、ユーザーのインテントデータが蓄積されます。

そのデータを分析することで、ユーザーがどのような目的や選択基準で商品を探しているのかを理解できるようになり、ECサイト内の体験、商品情報、コンテンツの改善に活用できます。

さらに、その情報を生成AIが理解・引用しやすい形で整備することで、AI検索上で自社ブランドや商品が発見される機会を増やすことができます。

そこで新たに接点を持ったユーザーがECサイトを訪れ、再びAIと対話することで、新たなインテントデータが蓄積されていきます。

そしてその中心で3つをつなぐのが、顧客意図を理解するAIによる「エージェントコマース」です。

プレティアジャパンでは、サイト内AI接客、インテントデータ、GEO対策を個別に捉えるのではなく、この循環全体を構築することが、CX向上と新たな顧客接点の創出につながると考えています。

関連情報

2026年9月2日 プレスリリース
「AIエージェントの影響はECの『3つの領域』に広がる―エージェントコマースの循環モデルとは」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000186744.html